正面衝突事故
ホンダ マグナ50
バイク同士の正面衝突事故。

そんなに曲がっていないように見える、フロントフォーク。

衝突による衝撃でタイヤが裂け、タフアップチューブ内の液体が漏れ出していた。

しかし・・・外すとすごいんです。 結構曲がっています。

フォークオイルはかなり汚れていました。
何もなくても、2~3年に一度は交換したいところですね~。

ダストシールを外す。

クリップを外す。

ハスコー製オイルシールプーラーを使用して、フォークシールを外します。

分解し終わったら、アウターチューブの底などに溜まったスラッジや、各部を清掃します。

フォークシールプレッシャーを使って、フォークオイルシールを組んでいきます。

マニュアルでデータの確認。

10号の硬さのオイルを、メスシリンダーで計量し173.5cc前後注入。

最終的には、油面も測ります。 130mmまで差し込んで・・・

3mmまでオイルが付いてきたので、レベル127mmに調整できました。

スプリングを入れ、トップキャップを締め付けて、完成しました。

タイヤがバックリと裂けていたが、幸いにもフロントホイールは無事だった。


新品タイヤにビードクリームを塗布して組み付けます。
3年位はもっただろうか・・・また新しいのを頼んでおこう。

前後タイヤの空気圧を調整。

実は、この車両は、昨年末の事故で引き上げ、お預かりしていたもの。
ようやく話し合いがついたのか・・・注意一秒、修理完成まで二ヶ月あまり。
双方ともに怪我が無かったのが、不幸中の幸いだったが・・・
事故は、加害者でも、被害者でも、お互いに嫌なもの。
くれぐれも安全運転で行きましょう!
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