2ストロークの焼き付き
ヤマハ ランツァ (DT230)
先々月、常磐高速を走行中、焼き付いて後輪ロックしたランツァ号。
チャンバーを外し、排気ポートから見えたのは、傷だらけのピストンだった・・・。
腰上は勿論、クランクにもダメージがあるだろう見積もりを出してあった・・・。
ヤフオクにて、エンジンを購入したという連絡が入り、早速引き取りに行ってきた。



実働車から外したというヤフオクエンジン・・・。
信用してないわけじゃないが・・・・・・・・・・・・・・・やっぱり、あまり信用してないかな・・・。
ガスケット代は掛かるが、載せ替えてからじゃ手遅れなので、念の為に腰上だけ分解して点検。

ピストン&シリンダーに、軽~く傷が入っていました。

クロスハッチも完全に消え去っていたので、かなりの走行キロ数の車両と思われた。
確かに、これでもエンジンは掛かっていたんだろうけど・・・。
まあ、しょうがないな・・・ヤフオク名物、お決まりのノークレーム&ノーリターンでしょうから・・・。

ということで、シリンダー&ピストン等の腰上部品をNEWパーツに交換しました。
合わせて、メインジェットを#165→#175に変更。

組み上がった腰上新品ヤフオクエンジンを乗せ換えしました。

どんより曇り空で試乗から帰還し、完成・・・と思ったら、チェンジシールからオイル漏れ有り。

チェンジオイルシールのリップ部が、劣化により固くなっていたのが原因でした。
※高速で焼き付いたエンジンを分解してみました。


ピストン頭部が削れて、穴が開きそうです。
異常温度燃焼(デトネーション)ってやつでしょうか、おそらく混合気が薄かったのが原因と思われるが、特定出来ず・・・。
その他に、2サイクルトラブルでよく言われているのは、2次エアー吸い、2次圧縮が高い、点火時期が早過ぎ、チャンバーの潰れ、燃料が腐ってる等があります。

ピストン側面の排気側も、完全に逝っちゃってます。
ちなみに、こんな状態でも・・・。
何とかエンジン掛かっていました。 (エンジン七不思議その3?)
これも一応実働エンジン?


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