部品待ち
ホンダ スーパーカブ (AA01)
クランクコンロッド小端部&シリンダーの焼付修理。(途中まで)

コンロッド小端部とピストンが焼付いて一体化してしまった。

焼付きの主原因は、本来は一体化しているはずのオイルポンプ駆動ギヤ軸の破損でした。

ギヤシフトスピンドル(ギヤチェンジシャフト)の曲りも激しい。
クランクケースからすんなりと抜くことが出来ず、カットして抜く事となった。

クランクケースを割ることが出来ました。

スラッジがケース下部に溜まっていました。

ガスケットを剥がすと、赤丸部分にも隠れていました。
エンジン内部を循環させてしまうことになるので、かなり執拗に除去します。

コンロッド部の焼けの話なんですが・・・(今回のコンロッドは残念でしたが・・・)
エンジンを分解した際、 「こんなにコンロッド焼けてちゃダメだ」 なんていう方がいらっしゃいますが・・・

コンロッド部分は、強度等をUPさせるため、新品でも焼き入れというのが施してあります。
焼け色だけでは判断できませんね。

ガスケット除去&ガスケット面の修正。

クランクケースの清掃&点検。

クラッチ分解&清掃および点検。

クラッチの組み立て。

ギヤシフトスピンドルもスムーズに組むことが出来ました。
シリンダーの入荷、なんと8月になるらしい。
再開の時まで、この状態で待つこととなった。

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