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吸気口




スズキ サベージ650



「キャブがオーバーフローして、エンジン不調」という修理。


オーナーはベテランのお客様だった。

エアクリーナーケース下部のドレンホースからガソリンが漏れていたのでオーバーフローと判断し、キャブレターのフロートチャンバーを開け、真鍮製フロートの爪を曲げ油面を低く調整してみたとのこと。

それでもエンジン不調は改善せず・・・という状況だった。

201810042.jpg
入庫時のプラグの状態は、当然ながら真っ黒だった。 

今にして思えば、「空気が吸えずに苦しくて窒息寸前だぜ」 と訴えていたんだな・・・。



201810044.jpg
キャブ整備の為、外装品を外していると・・・エンジン不調の原因らしきものを発見・・・。

メインシートの裏側には、ビニール袋に入った車検証が貼り付けられていた。

そして、このバイクの吸気口はシート下のこの狭い空間に位置していた。

650ccのビッグシングルの強大な吸引力により、車検証が吸い込まれ吸気口を塞いでしまったようだった。

そう、吸気口を手で塞ぐと・・・ガソリンがエアクリーナー側に逆流(無理矢理エンジン内にも流入)するんです。

それで、フロートやバルブが原因のオーバーフローと勘違いしてしまったようです。 (オーバーフローには違いないけど・・・)

キャブレターを単体にして点検&調整し、オーバーフローしないかそのまま2~3日放置しました。

※フロート高さ27.95mm、油面-7mm



201810043.jpg
10月1日・・・天候不順の合間を縫って試乗・・・。 



201810041.jpg
さらに試乗を繰り返す事数日・・・。

トータルで40Km程テスト走行し、症状が発生しないのを確認し完成としました。 



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テーマ : バイク屋さん日記
ジャンル : 車・バイク

2018-10-06 : バイク : コメント : 0 : トラックバック : 0
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自転車新ちゃん

Author:自転車新ちゃん
1964年式 前期モデル タイプB
北相馬郡守谷町大字守谷甲(現守谷市)に
生まれる。
高校卒業後4輪の専門学校にて
整備士免許を取得。
それから伝説の「ホンダSF押上工場」にて
丁稚奉公留学生(修行)
超マニアックな先輩たちに囲まれ、
2年半バイク整備にドップリ浸かり、
大変お世話になり、現在に至る。
2011年より苦手なブログに挑戦。

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