ドレンアルミワッシャ
先日(12日)の、オイルドレンボルトの締め過ぎによるクランクケース破壊からの~。
緊急でもない・・・全車両点検結果報告です。

案の定、沙悟浄、矢吹丈・・・締め過ぎのものが多かった。
潰れる事でオイル漏れを防いでいるアルミ製のワッシャですが・・・
それにしても容赦の無いすごい変形だ。
ねじ山が崩れていないか(崩しはしないか)と、ワクワク・ドキドキの交換作業でした。

半数以上の車両がオーバートルクでした。

ボルトの太さによって、締め付ける強さが大体決まっています。
例えば、太さ12mmのボルトだと、締付トルクは54N・m。

しか~し、特上なドレンボルトは別格。
同じ12mmの太さでも、締付トルクは並ボルトの半分以下の24N・m。
初めて挑戦するという方は、トルクレンチ(締付力を測れる工具)の使用がおススメです。
ちなみに、当店では「トルクレンチ」ならぬ「手ルクレンチ」で適当に締めています。
何事もそうだと思いますが、何百回・何千回・何万回と繰り返し行なう事で、否応無しに感覚で覚えてしまうもんです。

12mmのエンジンオイル用ドレンボルトはここが12mmだという事。
工具は17mmのもの(ボックスレンチやメガネレンチ)を使用します。

ボルトの締め過ぎに注意しましょう!

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